『シン・ゴジラ』ね。
結論から先に言えば、個人的にはかなりの満足度!
好き嫌いが別れる感じはあるし、ゴジラへの思い入れって歴史が長い分多種多様だから、一概に好評価ってのは無理だと思うけど。
まあ、私がエヴァンゲリオンとか興味なくて観た事ないので、映画の中でどれぐらい監督のその部分が出てるのかは全然分かんないけどね。
ゴジラと言えば、そもそも反核の精神が色濃く反映された作品であるので、その部分はしっかりと見せてほしいというファンも多いと思う。
でも私は、今回のゴジラは単純にいきなり出現した未知の生物で、何も分からないまま時間が過ぎていく中で容赦なく進化し、人類を恐怖のどん底に落として行くという感じがすごく好きだった。
御都合主義にスーパーウエポンが出来て攻撃するでもなく、天才科学者が現れるわけでもなく、かなりリアルな感じで今現在の日本が出来るであろう対策で挑んで行くのが良かった。
確かに前半はまどろっこしい展開が続くんだけど、でも実際に日本の政府とか縦割り社会ってこうなるよな、と言う感じがしたのでそこはむしろリアルだったと思う。
ただまあ、実際はもっともっとトロいと思うんだけどね(^ ^;)
対策チームがヲタク的はみ出し者/変わり者の集まりってのは、ちょっとアレだったけどね。
やたら早口な女が2人出てくるので、なかなかにウザい(笑)
最初いきなり出て来たアレは、死んだ魚のような目を狙ったのかもしれないけど、失敗だね。
もう、あの目のせいでお人形さん感満載で、見ててちょっと鼻白む感じで。
鼻白むと言えば、早口女の一人、石原さとみが演じたアメリカ側の若きやり手設定の女な(-_-;)
婆ちゃんが日本人で、父親が権力者っていう設定なんだけど、おまえ絶対アメリカン、ネイティブじゃねーよな!ってぐらい英語が酷かった(爆)
イメージ的に、あの女の言葉使いの感じは、石田純一の娘いるじゃん、すみれだっけ?ああいう感じが正解だと思うのよ。
英語も日本語も出来るけど、英語の方がネイティブだからスムーズに喋れる、聞いてると何か日本語が変、使う単語やイントネーションに不自然感がある、ってのね。
それがさ、日本語でものすごく込み入った話や難しい話を早口で捲し立てられるのよ。
そのうえイントネーションも発音も正に日本語ネイティブなのよね。
だから途中に不自然に英語を混ぜて、それをいかにもな感じで発音されても、もうルー大柴としか思えなくて!!(^ ^;)
なのに英語そのものは、正しい英語を話しているにしても、どこをどう取ってもアメリカで育ったネイティブのそれじゃないのね。
逆にアメリカで生活してて、どうしてそんな(アメリカ人じゃない)外国人みたいな発音の英語になんのよ?って(笑)
発音だけじゃなくて、イントネーションとか仕草とかタイミングがわざとらしすぎて、吉本新喜劇のなんちゃって外人コントかよ!ってぐらい酷かった(-_-;)
もうね、そのおかげで石原さとみが出てくる度にイライラしちゃって。
そうね、関西人じゃない人の関西弁聞いてる時のあのイライラ感MAX状態と同じストレス!(笑)
予告編見た時に石原さとみを見て、その場違いな俗っぽさに嫌な予感がしたんだけど、それ的中した!(^ ^;)
言葉だけじゃなくて、キャラそのものが浮いてるし、綺麗どころがキャスティングしたかっただけなら、あんな無理設定のヘンテコな役じゃない方が良かったんじゃないの?
逆に余さんはカッコよかったけどね。
でも、ゴジラそのものは良かったと思う。
最初にデザインを見た時は、うーーん…悪くはないけど、どうなんだろ??(-_-;)と思わなくもなかったんだけど、今回の設定にはあってたと思うし、良かったんじゃないかな。
私が一番好きなのはミレニアム・ゴジラなんだけどさ(笑)
ギャレス・エドワーズ版の2014年のゴジラの熱線放射が「ショボい……(汗)」と思ったので、今回のは大満足でした。
いや、いろいろと怖かったよ(^ ^;)
キャストはとにかくいろんな人が出て来るんだけど、殆ど脇役そのものな感じで、出ることに意義があったんだろうな、って感じで邪魔ではなかった。
最後の方はちょっと感極まる感じでウルッと来る。
理由は言わないけど(笑)
あ、それと政府のトップどころに竹ノ内みたいのがいたら、ミーハーな日本だと完全にアイドル扱いだろ、とか思ったわ(笑)
そして未だに嶋田久作をみると『加藤ーーーーーーーーー!!』と思ってしまう(爆)
今日はコンタクト買いに行って、それから映画館行って、帰ってすぐにG1。
今日はもう感想を書く時間ないから割愛するけど、勝っちゃんと柴田君は良かったわ!
で、夜は録画してた先週の『真田丸』観て、『エイジ・オブ・ウルトロン』観直してた。
明日は『アントマン』観る予定。
ではでは、今日はこれにて〜〜☆