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ナグロンおさらい20<S3 _ #10b>

ではでは、ついにナグロンおさらい最終回です!

前回、ローマ兵の剣にカストゥスが倒れ、ナシルとアグロンはさらなる闘志に燃えてローマ軍と戦っています。

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何がいいって、やっぱり常に目に届く所にお互いがいるってことでしょうか。
なにしろ生きるも死ぬも共に、という誓いを胸に戦場を駆け回っているわけですから。

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戦場で戦うことが生き甲斐と言っていいほどのアグロンは、えらいこと物騒なことを口にしてテンションMAX状態(^ ^;)
しかしさすがに冷静なスパルタカスは、クラッススを追いつめるため、アグロンに自分から敵の注意をそらすよう命じます。

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クラッススも常に冷静ではあるんだろうけど、いかんせんそこは成金一家の育ちで根っからの兵士でも戦士でもない人なわけで、戦場だとイマイチ要領が悪い感じは否めないっていうか(笑)
この、鬼のような形相で駆け上がって来るスパルタカスの迫力はすごかった!
この戦闘シーンのリアムさんは、本当に最後を飾るのふさわしい迫力の名演でしたね〜〜。

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ずいぶんと端折って申し訳ないですが(汗)スパルタカスとクラッススは死闘を繰り広げ、ついにスパルタカスがクラッススを!!……という瞬間、ローマ兵が背後から放った槍が、無情にもスパルタカスの胸を、さらに脚をも貫きます(T T)
そしてクラッススがとどめを刺そうとした時……!

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これがアグロンじゃなかったら、逆にビックリだわ!(^ ^;)
駆けつけた騎馬に蹴散らされ、ふっ飛ぶクラッスス。

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で、そのまま丘の下まで転げ落ちるクラッスス(無事なのが分かってるのでムカつく)
アグロンはすぐに馬を下りて、眼下のクラッススを睨みつけます。

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すぐにナシルも駆けつけ、ローマ兵を退けた後、急いでスパルタカスの元に駆けつけます。
しかしその姿を見て、絶望的に表情を歪めるナシル。

家事奴隷に過ぎなかったナシルが、いつの間に馬まで乗りこなすようになったのか(^ ^;)

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スパルタカスは声もなく、ただナシルを見つめます。
アグロンは崖下でもがくクラッススをどうしようかと考えている様子。

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ナシルはアグロンの姿を認めると、大声でその名を呼びます。
我に返ったように振り返るアグロン。

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慌ててスパルタカスたちの元に駆け寄るアグロンですが、スパルタカスの姿にナシル同様に絶望の色を隠せません。
しかしスパルタカスは瀕死の状態でありながら、なおもアグロンに「剣をくれ」と。

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アグロンとナシルは、とにかくこの場から離れなければ、とスパルタカスを安全な場所まで運ぶことに。

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戦場を振り返るスパルタカスの目に、圧倒的なクラッスス軍の攻撃の中で壊滅状態の自軍の様子が遠い幻のように映ります。

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生き残った仲間と共に、スパルタカスを連れてようやく山に逃げてきたアグロンとナシル。
意識を取り戻したスパルタカスに「生きてるぞ!」と。

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しかし、スパルタカスが既に虫の息なのは誰の目にも明らか……

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アグロンはスパルタカスに山に着いたことを告げますが、スパルタカスの「みんな無事か?」との問いに、ナシルは悲しそうにアグロンの顔を見つめます。

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アグロンは、ポンペイウスに襲われて大勢の仲間が命を失ったことを告げます。
ラエタが見つかる前に山道に運ぼうと言い、アグロンとナシルはスパルタカスを動かそうとしますが、もうスパルタカスには余力が残っておらず「動かすな」と。

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スパルタカスは「少し休む」と言い、ナシルは「ここは危険だ」と言いますが……

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スパルタカスは自分を置いて行ってくれと言います。
アグロンはただ、スパルタカスを見つめるばかり。
彼の意志の強さを知ってるもんね……

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ラエタたちから涙ながらに名前を呼ばれたスパルタカスは、口元に微かに笑みを浮かべ「本当の名ではない」と。

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そして嫁バカ・スパルタカスは、ついに愛する妻の声で本当の名が呼ばれる、ずっとこの時を待っていたと嬉しそうに言うのですね(T T)

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もう半分泣いてるアグロンに「涙を流すな」と言って、その腕を掴むスパルタカス。

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そして「これは究極の勝利なんだ」と。
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奴隷ではなく自由人の身でこの世を去ることが、究極の勝利なのだとスパルタカスは言ってるわけです。
アグロンは堪らず涙を流して俯きます。

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そんなアグロンの様子をナシルも悲しそうに見つめ、その場はすすり泣きに包まれます。

ナシルだってスパルタカスに大恩があるし、悲しいに違いないんだけど、やっぱり気がかりなのはアグロンの胸中みたいなのよね。
悲しそうなアグロンを見るのがつらいというか、心配というか、そんな感じ。

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すると、一天にわかにかき曇り、太陽の光が陰るのと同時にスパルタカスの息も……

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アグロンの腕を握っていたスパルタカスの手からスッと力が抜け落ち、アグロンはスパルタカスが去ったことを悟ります。

この時の、アグロンの静かな表情が逆にグッと来る!!(涙)

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そして空からは大粒の雨が落ちてきます。
『雨を降らせし者』ですもんね。
さしずめ日本風に言うなら『涙雨』って感じもあるかな。
ナシルも沈痛な表情……

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アグロンはバティアトスの館からずっとスパルタカスと一緒だったわけで、彼のここに至るまでの苦難の道のりと、どれだけ多くのものを失って戦ってきたかを知っているので、彼の死を悲しみ悼む気持ちと共に、ようやく彼に訪れた平安を思い、少し安堵するような気持ちもあったかも。

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かくいうこの私も、このシーンは1stシーズンからの出来事が、文字通り走馬灯のようにいろいろと思い出されて、これでようやく最愛のスーラの腕の中に行けたんだと、ブワワ〜〜ッと涙が出ましたよ!!(T T)

スパルタカスの死を見届けたアグロンは「いつかはローマも滅びるだろう」と口を開きます。

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「だけどあんたは永遠に生き続ける……自由を求める人々の心の中で」

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そしてアグロンはスパルタカスの額に静かにキスします。
心なしか、スパルタカスの表情がとても安らいで見えますよね……。

この、アグロンがスパルタカスの額にキスするのはダンさんのアドリブだったそうです。
ドゥロが死んだ時にした事を、スパルタカスにもしようと思ったんだとか。
アグロンって、確かにものすごくスパルタカスを慕ってはいたけど、やっぱりそれって『兄弟愛』だったのだと示してもいたのかな?と思わなくもない(笑)
でもまあ、アグロンが愛して止まないのがナシルだってことを考えれば、タイプじゃなかったのかなとも思うし。
アグロンって他にサンプルがないから、ナシルが好みのタイプなのかどうかもよく分かんないんだけど、ダンさんは最初からアグロンはナシルに肉体的にも魅かれてたと思うってインタビューで言ってたと思うんだよね。
まあ、分からんよね(笑)バルカなんて全然違うタイプと付き合ってたし。

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アグロンたちは生き残った仲間たちと共に、ローマ軍から逃れて新天地を目指し旅立つことに。
アグロンは名残惜しそうに、一点を見つめて立ち尽くしています。

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そんなアグロンに気付いたナシルは、アグロンの肩を叩き「さあ行こう」と目で促します。

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アグロンは頷きながらも、まだ名残惜しそう。
しかしナシルの表情は晴れ晴れとしてるよね(笑)
若者は切り替えが早いわ!(違)

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この時、アグロンてばナシルに手を引かれてるんだよね!
見えてないのが腹立たしいけどね!(笑)
「よし、行こう」って感じで、アグロンがナシルの肩に手を添えるとこも地味に好き(笑)

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アグロンが特に子ども好きだという気はしないんだけど、ダンさんはゴートファームでナシルと家庭を築く気満々なかんじのツイートしてたことあるから、山羊も子どもも野菜も育てたのかもね〜〜(笑)

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こうして旅立つ2人の姿で最後が締めくくられるのが、すごく幸せな気持ちになれると言うか、明るく日が射す中に2人が歩いて行くことで、彼らの未来も明るかったに違いないと思えるところがいい。
アグロンがこれを置いて行ったのは、戦う日々と決別したとも取れるし。
でも、この下にスパルタカスの亡骸が葬られてるとは思えないよね。すぐ見つかっちゃう(^ ^;)
荼毘に付すのも時間や煙で難しかったろうし、どうしたのかね?
一応歴史上じゃ、スパルタカスの遺体は発見されてないってことらしいけど。

しかしこうして見ると、やっぱりアグロンとナシルって、血と欲望と策略でドロドロだったスパルタカスの世界の中での癒し、純愛の象徴だったよねえ(笑)

私はやっぱりここで希望に満ちたエンディングのまま終わってほしいので、続編とかスピンオフとか要らないです!
余計なことしないで!って感じ(笑)
だってデナイトさんも言ってたもん「スピンオフはないよ。ファンのみんなの考えを尊重するよ」みたいなことを。

それでは、これでナグロンおさらいはおしまいです。
お付き合い下さってありがとうございました<(_ _)>
次はMalo劇場頑張らないと〜〜(^ ^;)
スパルタカスおさらいもそのうち(笑)

早くfic仕上げろよな(-_-;)

ナグロンおさらい20<S3 _ #10a>

ではでは、久方ぶりのナグロンおさらい、ついに最終回(の前編)でございます!
前回、クリクスス様と同様にローマ軍に殺されたと思っていたアグロンが、処刑を免れて500人の捕虜たちと共にスパルタカス軍の元に帰還、ナシルと奇跡の再会を果たしました。
しかしアグロンは、にくったらしいカエサルの手によって両手を楔で打ち抜かれ、磔にされてしまったために……

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クラッスス軍の足止めを話し合っているスパルタカスとガンニクスの所にアグロンがやって来て、自分も加勢すると言います。
スパルタカスはアグロンの姿を見て剣を差し出し、握ってみろと促します。

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アグロンはしっかりと頷くと、差し出された剣に手を伸ばします。

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顔を強張らせ、なんとか剣を握ろうとするアグロンでしたが……

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思うように動かないアグロンの手から、無情にも剣は地面に落ちてしまいます。
スパルタカスも思わず顔を曇らせ、無言でその剣を見つめます。

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無情な現実に、ガンニクスも厳しい表情。
アグロンは「役立たずにされちまった……」と落胆を隠せない…というか、現実を受け入れざるを得ないという雰囲気。

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スパルタカスはそんなアグロンに「やってもらうことがある」と、戦えない者たちをローマの手の届かない所まで導いてくれ、と。
そして「ナシルの元に戻って、旅支度をしろ」とアグロンに言います。
アグロンはスパルタカスの言葉に、黙ったまま頷きます。

ごくごく自然にスパルタカスが、アグロンとナシルを一括りに考えてる所に密かに萌えたのは私です(笑)

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ガンニクスは立ち去るアグロンを見ながら「あんなに傷つきながらも、おまえの大義に尽くしている」と。
この作品中、誰よりも剣闘士らしいガンニクスは、剣を握れなくなったアグロンの心中を察すると堪らないんだろうな、と。

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一方、ナシルの所に戻ったアグロンは、ナシルから盾と剣を組み合わせ、それを革ベルトで腕に固定する武器を渡されます。

ナシルが剣を握れなくなったアグロンのために密かに作り上げてくれてたのよね。

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ナシルにそれを取り付けてもらい、戦うことを諦めていたアグロンの目に光が戻ってきます。
息を詰めたようにアグロンを見つめるナシル。

このまま戦えない者たちと一緒に戦場から離れて、アグロンと一緒に生きていくことが出来るのに、アグロンが戦場に戻れることを敢えて望んでいるようなもんだからね。
この武器を渡せば、アグロンが何を言い出すかは誰にでも分かるわけで。

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やはりアグロンは「このまま皆と山へは行けない」と言い出します。

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たとえスパルタカスの命に背いても、自分の居場所は戦場だと言うアグロン。
ナシルはアグロンの言葉に驚くどころか、やはりそれは想像していた通りだった様子。

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そしてきっぱりと「僕の居場所は君の隣りだ」とアグロンに告げます。
前回はその言葉を否定したアグロンですが、今回はナシルの言葉を無言で受け入れます。

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ナシルはアグロンに微笑みかけますが、すぐにグッと感極まった表情になり……

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力一杯アグロンに抱きつくナシル。
アグロンはナシルの愛を全身で受け止め、その強さを実感したように、切なげな表情でナシルを抱きしめます。

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この時アグロンは、ナシルと運命を共にする事を改めて心に刻み付け、その悲壮とも言える互いの思いを幸せだとも思っているのではないかと。
アグロンは万感の思いを込めて、ナシルに口づけます。

ここね、唇にキスしないのが物足りないような気もするけど(^ ^;)、アグロンが全ての思いをナシルに伝えているような描写になってて、私は好き(^ ^)

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だってアグロンのこの表情、『俺はナシルと出会えて、愛し合うことが出来て幸せだった』と実感してるみたいで。
ナシルは前回と違って、アグロンが自分と運命を共にすることを厭わなかったことに、やっぱり幸せを感じているというか、これでもう最期まで一緒にいられる、離れることはないと、アグロン同様互いへの愛情をかみしめているんだろうな、と。

前回、クリクススたちが旅立つ前日の別れのシーンがあればこそ、この無言の誓いとも言えるシーンがより感動的に生きてくるのよね。

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決意を固めたアグロンは、スパルタカスに「準備は万全に整えたが、自分とナシルは皆と一緒に山には行かない」と告げます。

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スパルタカスは「話が違う。その手じゃ……」と言いかけると、すかさずナシルが「戦えるさ、僕の作った道具で」とアグロンの側で力強く訴えます。

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アグロンが手にしたその武器を見たスパルタカスは、アグロンに「何度も兄弟が死ぬのを見てきた。おまえはバティアトスの館を出て一緒に戦ってきた唯一の生存者」と、アグロンに語りかけます。

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そして「光栄だよ。また一緒に戦えるとは」と、アグロンの決意を受け入れるのです。

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アグロンは力強く頷き、ついにクラッスス軍との最後の闘いが始まります。

スパルタカスとしては、傷つき戦えなくなったアグロンをナシルと一緒に逃がしてやりたいと思ったんだろうけど、アグロンの決意の強さを瞬時に理解して、彼と『栄光の死』を分かち合いたいと思ったんだろうな、と思います。
ナシルも納得しているなら、戦士として全うさせてやりたいと。

スパルタカスにとってアグロンもナシルも『兄弟』なんだろうけど、クリクスス様やガンニクスよりもやはり弟といった感じで、ましてやバティアトスの館で知り合った時から忠犬のように従ってきてくれたアグロンに対する気持ちは、他の人たちに対する感情とはまた異なる愛情を持ってたんだと思うのよね。

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アグロンの隣りにはナシルが。
アグロンは「絶好の機会だぜ。奴らの血の海で泳げる」と勇ましい台詞を。

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その一方で、スパルタカスに対する繊細な気遣いも見せたりして……
アグロンはゲイゲイしいイメージを塗り替えたキャラだと言われたけど、こういう繊細な面がある意味ゲイっぽいと言えるのかも(笑)

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スパルタカスの激と共に、一気に士気が高まるスパルタカス軍!

ナシルも逞しいよね、こうして見ると。
『剣が重い』って言ってた頃が懐かしい感じ(笑)

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最終回の時のリアムさんって、ほんっっっとに最高にカッコいいのよね。
マジで神掛かってたと思う。
クラッススはまあ、うーーん、なんかやっぱり根っからの軍人でもなけりゃ戦士でもないし、頭いいけどこの人の信念はどこに根ざしてたのかな?という一抹の疑問は残る(^ ^;)

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罠の壕の上に渡した橋を駆け上がり、勇ましく敵陣の中に突撃していくアグロンとナシル。
並べてみるとポーズがシンクロしててなんか可愛い(そんな場合か!)

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次々とローマ兵を血の海の中に沈めていくアグロンとナシル。
でも、いつもちゃんと近くにいるのが萌える♡

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しかし、そんな激闘の中、カストゥスが敵の騎馬兵の刃の餌食に!!

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まさに袈裟切り(汗)
アグロンもカストゥスがやられたことに気付きます。

しかしスパルタカスの特殊メイクってよく出来てるよね(感心してる場合か!)

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カストゥスの元に駆けつけるナシルとアグロン。
カストゥスは虫の息の下、アグロンに「あんたになりたかった」と語りかけ……

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ナシルに「1日だけでも」と言って事切れます。

カストゥスはアグロンとナシルがギクシャクした原因だし、アグロンがいると分かっててなおナシルに言い寄り翻弄した人なので、ナグロンファンとしては許し難い存在ではあるのだけど、海賊にしては紳士だったというか、決して無理強いしようとしたり強引に迫ったりはしなかったもんね。
カストゥスにとっても、ナシルは本当に大事に思ってた人で、本気で恋してた相手なのよね。
だからって譲れませんし!(^ ^;)
正直言って、ここでアフターライフに行ってくれてホッとしました←ゞ( ̄∇ ̄;)コラコラ!!!

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ナシルのここでの反応は、ちょっと気があった相手というより、やっぱり親しかった友人の死に対する怒り、って感じがするんだけど。
君の気持ちに応えられなくてごめん、というぐらいの気持ちはあったかもだけど。

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アグロンもカストゥスの死を見届け、ナシルと同様に怒りをあらわにしてローマ軍に再び立ち向かって行きます。

このシーンで、アグロンを演じたダンさんは、アグロンのカストゥスへの気持ちを『全て許すよ。おまえの気持ちはよく分かる。俺もナシルを愛してるからな』と解釈したんだそうです。
で、タイミングが悪かったのか尺の問題か切られちゃったんだけど、ほんとは立ち去る前にカストゥスの脚に触れて「安らかに眠れ、兄弟」と言ったんだそうですよ。

アグロンとナシルは2ndシーズンでは本当にラブラブのバカップルで、波風立ちそうな気配はなかったんだけど、絶対に倦怠期に入ることはなかったとは断言出来ないし、カストゥスのことがあったからこそ、最終的に互いへの愛を強め、揺るぎないものに出来たんじゃないのかな。
ほれ、やっぱり障害があった方が愛が強まるじゃないですか。

ラブラブなのを見てるのも幸せだけど、アグロンとナシルのラブストーリーに深みが増したのは、本当に意味のあることだったと思いますよ。

ではでは、後半は来週末ってことで。

寝ます〜〜☆

ナグロンおさらい19<S3 _ #9>

ではでは、ナグロンおさらいの続きです。
いよいよ最終回も迫ってきましたねえ。
今回はなかなかに切ない。そして萌える!(T T)

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スパルタカスたちの陣営に馬に乗ってやって来る者が……
警戒して待ち構えていましたが、それは愛するクリクスス様を殺された後、敢えてスパルタカスたちのところに戻された、衰弱したナエウィアでした。
彼女の腕の中には、クリクスス様の首が……!

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生きていても意味が無いと嘆くナエウィアに、スパルタカスは「話してくれ。共に悲しみを背負おう」と静かに語りかけます。
この場にはガンニクスもいて、クリクスス様が戦士として戦って死んだのではなく、ティベリウスに背後から刺され、無念の最期を遂げたことを知り憤ります。

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そこに、ナエウィアが戻って来たことを知ったナシルが、アグロンの事を聞きにやってきます。
「アグロンは?クリクススと同じ運命に?それともまだ……」

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ナエウィアの表情から全てを悟ったナシルは、悲しみに顔を歪めます。

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そして目に涙を浮かべながらも、グッと唇を噛み締めて取り乱すことも泣くこともしません。

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でも、少しよろめくように無言で立ち去るナシルの姿は、本当に悲壮感に包まれてて……(T T)
そんなナシルを、スパルタカスもガンニクスも黙って見送るしかなく。

ここからは未公開シーン。
ナシルは何かに取り憑かれたように、手厳しく未熟な者に訓練をしています。

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「そんなことじゃ、首が飛んじゃうよ!」と激しく叱責し、さらに一撃を加えようとするところにカストゥスが声をかけ、「見事な指導だ」と訓練を中断させます。

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ナシルは訓練していた男に「食事をとって反省を」とそこで訓練を終わります。
そして、カストゥスに「来いよ。俺たちも何か腹に入れよう」と言われますが、「食欲は無いよ」と答えます。
食べることに興味が湧かない、ってなニュアンスで言ってんのね、ここ。
きっと、アグロンが死んだと知ってから、まともに何も食べてないんじゃないかな〜〜(涙)

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カストゥスは「話すのも嫌か?おまえが落ち込んでいるのを見るのは俺もつらい」と。

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ナシルはカストゥスに「心から愛した男は別の道を選んで、もう二度と会うことは出来ないんだぞ」と、カストゥスを詰ります。

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カストゥスは「アグロンは天敵だったが、奴の宿命は理解出来る」と。

この時のナシルの表情って、ものすごくギラギラしてるっていうか、鬼気迫るような迫力があるのよね。
本当は肉体的に疲弊しているだろうに、気持ちばかりが昂ってる感じで。

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カストゥスが額に掛かった髪に優しく手を伸ばすと、ナシルは憤然とすごい勢いでその手を払い除け、「悲しみにつけ込む気か!!」と怒鳴ります。

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そして、カストゥスが「ただ、おまえを慰めたくて」と言うと、その横っ面にけっこうな勢いでグーパン!

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「おまえさえいなければ、アグロンは残ったさ!」とカストゥスを詰りますが、カストゥスは「奴が去ったのは、自分でそれを選んだからだ」と反論。

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その言葉にナシルは再びカストゥスを殴り、「アグロンが去ったのは僕のせいだ!」と叫びます。

この時のナシルの迸るような叫びが、これまで溜め込んでいた心情を一気に吐露した感じで切ないのよ〜〜!(涙)

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「僕がおまえに関心がある様子にアグロンが気付いたから、彼はクリクススと一緒に……!!」
と、さらにカストゥスに殴り掛かるナシル。

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しかし、食事もろくにとらずに昂った気力だけで持ち堪えていたからか、脚がふらついて倒れ込んでしまいます。
そんなナシルをしっかりと抱きかかえるカストゥス。
ナシルの目からは、取り返しのつかない自分への悔恨と愛する者を永遠に失った悲しみの涙が止めどなく溢れて……

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そんなナシルの姿に、カストゥスも声を震わせながら「生きた時代が悪いんだ。善人に報いない神も……」と呟くのでした。

ナシルはカストゥスの話を聞きながら苛立ちを隠せない様子で、挙句何度も殴ってますけど、それって実はアグロンを失った原因は自分にあると分かっていたからだと思うのよね。
もしアグロンが本当に死んでたら、ナシルはきっと自分を許せないまま、近い将来後を追うように命を失うことになったんじゃないかと思います。

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一方こちらは、これをチャンスにムカつくガキを始末してやろうというカエサルの陰謀にまんまとはめられたティベリウスが、意気揚々と父クラッススの名代としてポンペイウスに会うつもりでやってきたものの、待ち構えていたのはカエサルの思惑通りスパルカスだったという……(笑)

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そしてスパルタカスは、ティベリウスが持っていた剣を見て、クリクスス様を屈辱の中で死なせたというのが、この少年だと気付くわけです。

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スパルタカスたちは、クリクスス様たちの弔い合戦をするべく、闘技場に見立てた広場を造り、捕らえたティベリウスたちを相手に戦うことを決めます。
しかし、ティベリウスは自分たちの死を奴らの娯楽にしてたまるか、と部下たちに戦うことを禁じます。
この後コーレがやって来て、ティベリウスから今でもクラッススが自分を愛していて、待ってくれていると聞き喜ぶんですが、これがこの後のこの女の暴挙に繋がるわけですよ!(-_-;)

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いくら拒否すると言ったところで、捕らえられた身ではどうすることも出来ず、結局は戦うことになるティベリウスたち。
ナシルもスパルタカス軍の戦士として戦いに挑みます。
このナシル、カッコいいよね〜〜!

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「おまえたちを1000人殺しても足りないが、おまえの死をアグロンに捧げる!」
と、ローマ軍の兵士を相手に戦うナシル。

何度も書くけど(笑)始めは剣が重いと愚痴ってた頃とは別人の様に、雄々しく堂々と戦う戦士・ナシル!

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剣は重くて苦手だったけど、槍は使いやすかったのかな?
体も小さいし、確かに槍の方が有利かもね。

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字幕の台詞はナエウィア。
ナシルの戦いを見ながら、クリクスス様や昔の事を思い出してスパルタカスと話してるのね。
可憐な花とも例えられたナエウィアは、ナシル以上に戦士になるなんて思えなかった人だけど、過酷な運命に立ち向かうために、戦う力を身につけることで立ち直ったのよね。

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一方こちらは、カエサルの口車に乗せられて息子を使いに出してしまったことに気付いたクラッススが、今度はカエサルが出向かざるを得ない状況にして、ティベリウスと引きかえに500人の捕虜を返すという交渉に出向かせたのよね。

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ついにナシルの勝利!!

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カストゥスはナシルの力強さに感嘆し、ナシルはナエウィアに「今度は君の番だ」と告げます。
この時点では、二人とも恋人を亡くした者同士なのでね〜〜。

ナエウィアはこの後ティベリウスと対決するんですが、ついに憎い仇のティベリウスを討つ寸前にスパルタカスに止められ、カエサルが告げた条件をどうするのかはナエウィアの判断に任せると言われるんですね。
結局彼女は500人の捕虜の命を取り、ティベリウスを殺すことを諦めるのです(T T)
それなのにさあ!コーレときたらティベリウスをカエサルに返す時に、あっさり刺し殺しちゃうわけよ!!Σ( ̄ロ ̄lll)
ティベリウスじゃなくても、寵愛を受けている愛人の自分が戻れば、500人の捕虜との交換は成り立つとか言っちゃってさ!
一歩間違えたら500人の捕虜、皆殺しですよ!(-_-;)
私、ほんっっっとにこのコーレの自意識過剰で自己チューなとこが嫌い(爆)

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ちょっと順番が前後しちゃってすみません(汗)
実はその500人の捕虜の中にいたんですね!アグロンが!(T T)
まあ確かに致命傷にしては浅い感じっていうか、決定的に死んだ!って感じじゃなかったんで、これも十分あり得たことなんですが、ナグロンファン狂喜ですよね!(笑)

151122-0030
カエサルは、反発心旺盛で屈する気配がまるでないアグロンの事をクラッススに説明中。

151122-0031
いえ、私アグロンのファンですけど、どうもこうクリクスス様やガンニクスと同等なんて言われると、それは納得しかねる(笑)
側近としてはそうかな、と思えなくもないけど、やはり剣闘士としてはスパルタカス、クリクスス、ガンニクスの三人は王者じゃないですか。
WWE世界王者とIC王者の差はあると思う(^ ^;)

151122-0032
カエサルはこういう配下が欲しいというんだけど、クラッススは屈服させないと気が済まないらしい(-_-;)
どこまでも反抗するアグロンを磔にして見せしめにしろと命じます。

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アグロンはカエサルに悪態をつきますが、カエサルはそんなアグロンを嘲笑いながら「もう剣は握れなくなるぞ」と。

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ああくっそ、腹立つーーーーーーー!!!!(怒)
おまえなんかいずれそのうちエジプトの小娘に振り回されて、ブルータスおまe(ry

アグロンの両手に、無情にも楔が打ち込まれて……(T T)

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アグロンの悲痛な叫び声と、楔を打ち込む音がこだまする広場。

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そしてアグロンは、クラッススの命令通り磔に……。

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クラッススも息子を殺されたのは確かなんだから、いくらコーレが帰って来たからってバカ正直に交渉に応じるのもどうかと思うんだけど、約束を反古にするのはプライドが許さなかったんですかね。
そうしてもらわなきゃナグロン的には困るわけで、この結果はOKなんですがね(^ ^;)

続々と捕虜たちが帰還する人の波を眺めながら、ナシルは「この中に僕の愛する人はいない」と呟きます。
でもね、この前のカットをよーく見ると、実は既にスパルタカスとアグロンが人ごみの中にいるんですよね(笑)

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悲しげなナシルに、カストゥスが背後から声をかけ、ナシルは「え?」とカストゥスたちの方を見ます。

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ナシルがカストゥスに促された方に目を向けると、そこにはもう永遠に会えないと思っていた最愛の男の姿が!!

151122-0042
この時、ナシルはアグロンを見てものすごく驚くわけでもなく、ただハッとした顔になると、次の瞬間には何かに導かれるようにスッと歩き出すのよね。

151122-0043
ナシルの姿を見送るナエウィアとカストゥスの表情は、どこか切ないのね。
ナシルは人ごみの流れに逆らいながら、ひたすらにアグロンを見つめながら歩いて行きます。

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悲惨な姿だけど、そこには確かに愛するアグロンの姿が!
ナシルの表情に生気と感情が戻った感じがいいのよね、ここ。

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そしてナシルは、ついにアグロンの元に……

151122-0046
この時のナシルの表情、もらい泣きしちゃうよね!
そっと、確かめるようにアグロンの頬に手を伸ばすナシル。

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うなだれていたアグロンが顔を上げ、ナシルの顔を見ます。

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ナシルを見て、グッと涙をこらえるような一瞬のアグロンの表情に萌え。

この時のナシルの台詞の字幕の訳、やっぱり納得出来ないけどね(^ ^;)
実際には「神々が君を僕の腕の中に返してくれた」って言ってんのよ、ここ。

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このアグロンの台詞の字幕も納得しないですよ!(笑)

「そこ(ナシルの腕の中)から一度でも離れた俺が間違っていた」と言ってます。

目に涙を浮かべながら、何度もアグロンの頬を撫でるナシルがもう、いじらしくてね!

151122-0050
キスしてもいいじゃん、ここ!とも思うけど、このナシルの表情が素晴らしいので、これはこれでよかったとも思いますね。

二人の姿を見つめるカストゥスは、この二人の絆の間には割り込む隙など一分もないと悟ったような表情。
可哀想だけどこれは仕方ないよ、うん。

151122-0051
ナエウィアの方が可哀想だよね。
だって彼女にはこの奇跡は絶対に起きないわけだから。
切ない……(涙)

ナシルはスパルタカスからアグロンを引き受け、恋人と共に一緒に歩いて行きます。

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スパルタカスは皆を集め、クリクスス様や失った仲間たちを弔うことに。

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今は再会の喜びを分かち合え、クラッスス軍が近づいている、と。
アグロンが素直にナシルに頼ってる感じがいいのよねえ。

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スパルタカスは「我々の腕の中から去った者たちを忘れてはならない」と言うと、ナエウィアにたいまつを渡します。

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ナエウィアは「クリクススに!」と叫ぶと、クリクスス様の首が置かれた祭壇に火を放ちます。

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燃え盛る炎を見つめながら、スパルタカスは「スーラに!」と叫びます。

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さらに「ウァロとミラに!」と叫ぶと、それに続くように「オエノマウス!」とさけぶガンニクス。
え、メリッタは?と思ったのは私だけ?(^ ^;)

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するとみんなが次々と失った仲間の名を叫び出します。

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裏切り者になっちゃったけど、一緒にローマに売られて来た元カレだもんね。
こういうとこ、ザクサは優しいよね。
そして最後は皆がクリクススの名を叫びます。

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みんな声を限りに叫んでるんだけど、ナエウィアはただ涙を流し、アグロンとナシルも声を上げません。

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スパルタカスは涙を浮かべながら「クリクススの名で天を引き裂け!」と。
でもスパルタカスもその名を叫びはしないのよね。
アグロンの胸の内にはどれほどの事が渦巻いているのかは分からないけど、それはやはり悔恨の類いなんじゃないかなと思う。
あの時点では袂を分かつのは他に選択肢のない事だったんだろうけど、こういう結果になってしまうと、失った仲間たちは帰って来ないわけだから。

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そんなアグロンの悔恨や哀しみを無言で受け止めているようなナシルの表情。

そして皆の哀しみを包み込むように燃え盛る炎……

今回のナグロンは、単純に萌えといっていいのかどうか、って感じもするんだけど、二人の絆が二度と壊れることはなくなった事だけは確か。
未公開シーンは、あれがなきゃナグロン的には何かと納得出来ない部分があり過ぎでしょうよ、と(-_-;)
アグロンと別れた後もナシルはカストゥスには全くなびいてなかったわけだし、アグロンを失ったと分かってからは、自分のことは二の次になるほど生への執着も薄れてしまっていて。
あんな風に自分の感情を爆発させるように吐露する場面は、絶対に必要だったと思う。
アグロンはアグロンで、再会した時のナシルの表情を見て、離れたのは間違いだったと心底思ったんじゃないかな。
ナシルの事を思っての事だったけど、ナシルの気持ちを本当には思いやってなかった、自己満足なだけだったのでは、と。
でもって、なによりも、こんなにも、自分はナシルを愛してるのだと実感したんじゃないかなあ。

ではでは、今日はこれにて☆

ナグロンおさらい18<S3 _ #8>

ではでは、やっとこナグロンおさらいの続きです(^ ^;)
今回、長いけど一気に行っとくね!

クラッスス率いるローマ軍の追撃をかわしながら逃走しているスパルタカス軍。
野営するために各自テントを設置中。

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作業中のナシルの方に向かってくるアグロン。

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アグロンは側を通りながらナシルの背中と言うか、肩の辺りに手を添えるんだけど、この時の仕草がなんとも優しく、かつちょっとエロいのよね(笑)

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そのアグロンの手のひらの感触に、ナシルも嬉しそうな笑みを浮かべて振り返ります。

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通り過ぎるアグロンの背中に、ナシルが「今度もまたクラッススから逃げられる?」と呼び止めるように問いかけます。

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ここ、英語では「おまえが奴らに捕らえられる姿を俺が見る事はない」ってな意味のことを言ってるんだけど、それを意訳しての「おまえは俺が守る」っていうのは上手いね(笑)

てか、この時点でもうアグロンとナシルって仲直りしてるよね。
少なくとも、仲直りエッチは済んでると思われます(笑)←コラコラ!!

しかし優しく微笑んでいたアグロンの顔が、たちまち険しく……(-_-;)

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私、ほんとこの時はカストゥスに殺意を感じたわ!(笑)
せっかくアグロンとナシルが久々にいい感じになってんのに、薪を抱えてやって来て「たくさん拾ったから、おすそわけに」って!
下心ありありやろ!(-_-;)

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しかしこの時、ええとこの奥さんだったローマ人のラエタはテントが上手く設置出来なくて、ヒステリー炸裂(笑)
その様子を見たアグロンは、思わずため息をつきます。

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そしてロープを手に取ると、カストゥスに「火を起こせ」と命じます。

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「信用はせんぞ」となってますが、実際に言ってる意味は「おまえから目を離すことはないからな」って感じ(笑)
そんなアグロンの様子を、カストゥスは「おまえが俺になびきそうで心配なんだ」とナシルに言います。

自分の気持ちに正直な人なんだろうけど、幸せな恋人同士の間に割って入ろうとするこの強引さは腹立つ!(笑)
でもまあ、こういう性格の人じゃないと横恋慕したり、奪ってやろうとかしないよね〜〜。

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ナシルは「またその話か。いい加減にしてくれ」と言いますが、カストゥスは「笑ってくれたら諦めがついたのにムキになった」とか言いやがります。

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ナシルが顔色を変えるから、ナグロンファンも不安になるんじゃないのよ!(^ ^;)
で、カストゥスは「脈ありの証拠だな」と、ナシルに心理戦を仕掛けるように言葉を操ります。

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気を取り直したナシルが「君の勘違いだよ」といなそうとしても、カストゥスは「俺が側を通る時、さりげなく見てるだろ?」と。

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心当たりがあるのか、ナシルの表情が硬くなります。
さらにカストゥスは「俺が近づくと息をのんでる」と畳み掛けてきます。

おまえ、臭いんじゃねーのかよ!!(-_-;) ←失礼

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テントを張るのを手伝ってくれたアグロンに、どうして助けてくれたのかと聞くラエタ。
アグロンは素っ気ない様子で「別に……スパルタカスがおまえに気があるようだから」と答えます。

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ラエタはアグロンの言葉にうろたえますが、アグロンはラエタのことは別にどうでもいい様子(笑)
「スパルタカスはこれまであまりにも多くのことを犠牲にして来たから、ささやかな幸せぐらい味わわせてやりたい」と言います。

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そしてアグロンは視線をラエタから外し、「それぐらい許されるはず」と。

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アグロンの視線の先には、カストゥスと話しながら火を起こしているナシルの姿が……。

この時、アグロンはスパルタカスのことを話しながら、同時にナシルのことを重ねて思ってるのよね。

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その後、戦えない者たちを犠牲にする事を避けるため、山を越えて安全な土地に彼らを逃がしたいと考えるスパルタカスと、追っ手から逃げるのは切りがないので、戦ってローマ軍を滅ぼすべきだと考えるクリクスス様が、完全に決別してそれぞれの道を行くことになってしまいます。
考えの違いは如何ともし難くても、兄弟の絆は永遠だとスパルタカスもクリクスス様も思っていて、そんな兄弟のためにスパルタカスはある計画を。

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谷間にある街を襲撃し、酒や食料を手に入れたスパルタカスたちは、宴を催してクリクスス様たちを送り出すことに。

151011-0003
飲めや歌えの大騒ぎの最中、浮かない顔のアグロン。
そこにワインを手にナシルがやってきます。

151011-0004
ナシルに手渡されたワインを取って乾杯したアグロンですが、口を付けようとはしません。
そんなアグロンの様子に、ナシルは「飲まないの?」と尋ねます。

151011-0005
アグロンは「クリクススが発つ時、白面でいたい」と言います。
ナシルはそんなアグロンの言葉に、クリクスス様の様子を眺めながら……

151011-0006
「いろいろ衝突したけど、いなくなると寂しくなるな」と感慨深げ。
しかしアグロンは「そうは思わない」と。

151011-0007
ナシルは「そんなに嫌いなの?」と尋ねますが、アグロンはただ「寂しくならない」と答えます。

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そして、意を決した様にナシルの方を向くと「奴と一緒に行く」と告げます。

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いかにアグロンがスパルタカスに対して忠誠的だったかを知っているナシルは、訝しげに「スパルタカスと別れて、クリクススと一緒に行くの?」と尋ねます。
アグロンは、もうこの辺りから泣きそうな顔……

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アグロンは「スパルタカスは兄弟だけど、今回の事では意見が違ってしまった。一緒に山の向こうには行けない」と話し始めます。

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「俺は羊飼いでも農民でもない。血と戦いしか知らないんだ」

この時、アグロンの声が少し震えてるのが、彼の『別の』決意を感じさせてグッと来るのよね〜〜。

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アグロンの言葉を黙って聞いていたナシルは、何の躊躇もなく「分かったよ。明日になったらクリクススと一緒にローマに向かおう」と笑顔で言います。
アグロンはそんなナシルの言葉を噛み締めるように、静かに微笑みます。

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そして顔を上げると「それを聞いて嬉しいよ」と。
ナシルも「もちろんさ」と言った顔で頷きます。

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しかし次の瞬間、アグロンは「でも俺は、おまえをスパルタカスと一緒に行かせたい」と言い出し、ナシルはその言葉が瞬時には理解出来ない様子で眉をひそめます。

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そして「僕は永遠に君と一緒だ」と。

この『My place is forever with you』って台詞、いいよねえ〜〜(T T)

しかしアグロンは優しく微笑んで「違う」と。

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ナシルは困惑した表情で目を泳がせると、潤んだ瞳でアグロンを見つめながら「神々でさえ僕を君の腕の中から引き離せない、と誓ってくれたのに……」と。

151011-0017
「今になって僕を捨てるって言うの?」と詰るナシルに対し、アグロンも目を潤ませながら、無理に微笑むように「もう俺の胸が他の誰かに対して高鳴る事はない」と。

『My heart will never beat for another』

俺の胸はおまえにしか高鳴ることはない。
つまりは、嘆くナシルに対して、おまえが嫌いになったわけでも捨てるわけでもない、とアグロンは言いたいわけよね。

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そして「俺はおまえを死なせたくないんだ」とアグロンが言うと、ナシルは「僕は戦士だよ!」と。

自分はアグロンと同じ戦士なんだから、弱者のように守ってもらわなきゃならない人間じゃない、と屈辱的な思いを感じたんだろうね。

151011-0019
もう、この時のアグロンの笑顔が好き〜〜〜〜!!(T T)

ナシルの言葉に、アグロンは最高に素敵な笑顔で、でも泣きそうな声で「俺が誇る最高の戦士だ」と応えます。

151011-0021
ナシルは納得出来ない様子ですが、アグロンは「その技量でスパルタカスを助け、弱い者たちを導け」と諭します。

151011-0022
ナシルは今にも泣きそうな顔で「君から離れろなんて言わないで」と懇願しますが、アグロンは「俺が言いたいのは、ただおまえに生きて欲しいという事だけだ」と一語一語に気持ちを込めるように答えます。

151011-0023
「そして、これから先の人生で見つけるだろう喜びをつかみ取れ!」と。

ナシルはもうそれ以上なにも言えないまま、ただ悲しみに顔を歪めます。

151011-0024
アグロンはそんなナシルに手を伸ばし、ナシルもまたアグロンを引き寄せて……

151011-0025
そっと口づけを交わします。

もう、アグロンは今にも泣き出しそう……

151011-0027
顔を離した後、アグロンに抱きつく時にナシルが切なげに嘆息するのがまた泣ける。
で、ギュッとアグロンに抱きつくナシルを、アグロンも切なそうに顔を歪めて抱き寄せるのね。

151011-0028
ひたすら悲壮感漂うアグロンに対して、ナシルはアグロンの言葉にはいろんな意味が含まれていたのだと、思いを巡らせているように見える。
きっとこの時、自分がカストゥスをきっぱりと退けなかったことで、アグロンは自分を幸せにしてやれる人間は他にもいると思ったに違いない。
アグロンが自分のことを愛してくれているのは間違いないけど、生きるのも死ぬのも一緒だとは思ってくれなかったのだ、と思ったんじゃないかなあ。

151011-0031
翌朝。
昨夜はどう過ごしたのか分かんないですけど、既に気持ちに区切りを付けた様子のアグロンとナシル。
アグロンは離れた場所から、山越えの準備をしているナシルたちを見つめています。

しかし、やっぱりナシルってこの括りに入るのね(^ ^;)

151011-0032
ナシルと目が合ったアグロンは笑みを浮かべますが、すぐに口元からその笑みを消してしまいます。
これが今生の別だと思ってるんだもんなあ。

その後、スパルタカスたちと袂を分かってローマに進撃していたクリクスス軍でしたが、勝利続きだった勢いも、ついにクラッスス軍が攻めて来たことで形勢は一気に逆転してしまいます。

151011-0033
そして激しい戦闘の最中、アグロンは宿敵カエサルを見つけて戦いを挑もうとしますが、背後からティベリウスが!!

あんたバックから攻めるの好きよねえ、なにかと(^ ^;)

151011-0034
ティベリウスの刃を受けたアグロン!!(T T)

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この時のダンさんの演技、秀逸だと思うんだよね〜〜。

呆然とした表情で、確かめるように自分の傷口を見るとことか。

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ここ!
このアグロンが力なく崩れ落ちるシーンで、いつも

アグロ〜〜〜〜〜〜ン!!!(号泣)

って、なっちゃう(T T)

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結局、カエサルはアグロンにとどめを刺せなかったんだけど、でもこの時点でみんなアグロンは死んだって思ってるよね(涙)
だって、この前にさんざん死亡フラグ立ってたしさ!(笑)
でもまあ、クリクスス様に比べれば、生きてるかもと思わせる要素は残ってたんだけどね、アグロン。

アグロンを背後から切りつけたのはティベリウスなんだけど、なんかやっぱりカエサルの方が憎たらしい!(笑)

でもほんと、アグロンってナシルを愛することで、本当に成長したと思うのよね。
ナシルとの関係を通して、アグロンの優しさとか繊細さとかを知ることで、彼のキャラクターの深みが格段に増したもんね。

で、アグロンに別れを切り出されるシーンのナシルが、いつもよりずっと感情を素直に表してるというか、プライドをかなぐり捨てたような言葉や表情に、アグロンへの愛情の深さが現れてた気がする。
確かにこのシーンは、ダンさんとパナさんのイチオシのシーンなわけよね、と納得する、悲しくも美しい非常にエモーショナルな場面で、ナグロンファンとしてはセクシーなシーン以上に思い入れのあるシーンですわ(笑)

ではでは、今日はこれにて〜〜☆

ナグロンおさらい17<S3 _ #7>

ようやくナグロンおさらいの続きですよ〜〜。
甘々ラブラブのアグロンとナシルって、この先出て来ないっちゃ出て来ないんですけど、萌えは其処此処に出没いたしますよ!(笑)

150816-0002
メリア尾根に逃げたスパルタカスたちでしたが、雪に覆われた尾根の環境は悪く、正直この人たちがここでこの格好で過ごせているのが信じられません(笑)←ええい、それを言うでない!(^ ^;)
でも、こうして何となく自然にアグロンとナシルが近くにいるのがいいよね♪♪
繋がれた捕虜の中にはカストゥスの姿も……

150816-0003
海賊は裏切り者だと思っているスパルタカス軍の一人(名前忘れた)が、カストゥスを見つけ、食事をわざとこぼしたりしていたぶってくるんですが、カストゥスも「マズくて困ってた」とか言って、男の怒りに油を注ぎます(^ ^;)
そこに男らしくナシルが割って入ってきて……

150816-0004
男はナシルに対し「アグロンの男(英語ではAgron’s boyって言ってますね)じゃなかったら、ついでに血祭りに上げてるところだぞ」と凄みますが、ナシルは怯むことなく不敵に笑みを浮かべます。

150816-0005
「アグロンは関係ない」ときっぱりと言うと、ナシルはズイと男に詰め寄り「やるなら相手になる」と逆に凄みます。
このナシルのカッコよさ!(≧∇≦)キャー♪
これが「剣が重い……」って愚痴ってたあの子なのかしら!、と(笑)

150816-0006
ナシルの迫力に気圧された男は、腹立ちまぎれにカストゥスの顔に唾をかけて立ち去ります。
忌々しそうにその姿を見送るナシル。

150816-0007
二人のやり取りを見ていたカストゥスは「なりは小さいのに態度は大男だな」と、茶化し半分、感心半分という感じで話しかけてきます。
ナシルはカストゥスの微妙な立場を心配するように「もう挑発するのはよせ」と諭します。

150816-0008
自虐的になるカストゥスに対し、裏切った海賊たちの罪を被るなと言うナシル。
近過ぎず、遠過ぎずの距離で座るナシルに、アグロンへの配慮を感じないでもない(笑)
ナシルのこととなると非常に前向きになるカストゥス(笑)「運命に感謝してる」と。

150816-0009
「おまえと一緒にいられるようになった」と言うカストゥスに、屈託なく笑いながら「鎖に繋がれてるのに?」と応えるナシル。
この辺りの雰囲気は『また始まった!』って面白がってる感じぐらいで、別に嬉しがってる風でもないよねえ。

150816-0010
運命を受け入れて精一杯生きるというカストゥスに対し、アグロンはスパルタカス軍と一緒に戦うつもりなのかと尋ねます。

150816-0011
おまえを助けた時のようにローマ人を殺して行けば……と言うカストゥスの視線の先には、険しい視線で二人のことを見つめているアグロンの姿が!(笑)←笑うな(笑)

150816-0012
きっとおまえの兄弟たちも認めてくれる、と戒めをといて欲しそうな素振りを見せるカストゥスですが、ナシルはアグロンの視線が気になって仕方がない様子。
とにかくナシルは変に誤解されたくないのよね。
だってカストゥスに好感は持ってるだろうけど、恋してるわけじゃないんだし(^ ^;)

150816-0013
アグロンは相変わらず険しい顔して睨んでるし、ナシルもちょっと緊張した面持ちでアグロンの様子をうかがいながら、「僕には解放する権限はないけど……」とさりげなく腰をあげます。

150816-0014
そしてカストゥスに「その気持ちはありがたい」と言って立ち去ります。
カストゥス諦めてくれよ、ほんと!(^ ^;)

150816-0015
相変わらず吹雪がひどく、捕虜で満杯のテントの中は飽和状態。
その状況を憂慮するナシルに対し、ジョークで答えるアグロン。
ここら辺、けっこう普通に話してるし、ちょっとアグロンの方のとんがり具合が緩んでる感じなんだよね(笑)

150816-0016
そんな中、凍える捕虜たちの中にカストゥスの姿を見つけたアグロンはうんざり顔。
ナシルは心配そう(^ ^;)

150816-0017
またおまえか!と声を荒げるアグロンに、「余計な嵐はテントを飛ばすよ」となだめようとするナシル。
しかしアグロンはカストゥスのところに……

150816-0018
カストゥスは「ここにいるのはスパルタカスの命令だ」と言いますが、アグロンは「関係ないね」とカストゥスを睨みます。

150816-0019
アグロンは短剣を取り出すと、カストゥスに突きつけます。
辺りに緊張感が走りますが、ナシルもアグロンの動向を見つめているしかありません。

150816-0020
しかしアグロンは黙ったままカストゥスの手を縛っていた縄を切ります。
カストゥスは信じられない、と言った顔で(そりゃそうだ)「俺を自由にしてくれるのか?」と。

150816-0021
アグロンは「勘違いするな。ナシルが俺に懇願するから(仕方なく)だ」とぶっきらぼうに言うアグロンを、ナシルはこの上なく慈愛に満ちた瞳で見つめます。

いやだもう!「だから僕、アグロンのこと好きだよ」って顔に書いてあるよ、ナシル!(笑)

150816-0022
「じゃなきゃ刺し殺してる」と物騒なことを言うアグロン(だって本気だろうし/笑)に、素直に礼を述べるカストゥス。

150816-0023
『もう、アグロンったら〜〜!』って顔で笑うナシルに、「その目はやめろ」と言い捨てて、そそくさとその場を去るアグロン(笑)

150816-0024
そんなアグロンの姿を見送るナシルの表情もいいよねえ(萌)

150816-0025
で、この後ローマ軍との戦闘の時に、カストゥスに助けられたアグロンは、彼に対する不信感や嫌悪感に折り合いを付けた感じなんですよね。

今回の話の中で、アグロンとナシルは満足に話も出来ないという状態からは脱してるのが分かるし、なんだかんだでアグロンはナシルに甘い、と(笑)
だってあれってナシルが実際に懇願したかどうかはともかく(笑)アグロンが納得せざるを得ないような言い方でナシルがカストゥスのことを頼んだのは事実だと思うので。
で、最後のとこでカストゥスに対して信頼感さえ持てるようになって来てるアグロンの変化が、次回のあの流れに繋がって行くんだなあと。

ってことで、今日はこれにて☆

ナグロンおさらい16 <S3 _ #6>

すっかり遅くなりました(^ ^;)
ナグロンおさらいの続きでございます。
150727-0001
カエサルの裏切りを機に、ついにシヌエッサに攻め込んで来たクラッスス軍。
もうね、6話ぐらいになるとクラッススがなんか単に腹立たしいオッサンに思えて来る(笑)
なんていうか、最初の頃のただの成金の自信家じゃないんだな、というような面よりも、

ほんっっっっと、ローマ人ムカつく、何様?!(怒)

的な傲慢さが強く出て来るというか(笑)

迎え撃つスパルタカスとクリクスス様とガンニクス!
無敵のカプアの王者組☆
アグロンはやっぱりこの三人と比べると全然格下よね(^ ^;)

150727-0002
城壁の外から戻って来たスパルタカスたちと合流したアグロン、リュキスクスが裏切った!と言いますが、「ああ、カエサルってそういう名前にしてたんだっけ」という感じ(笑)
そうよ、クリクスス様!!間違いない!!(笑)

150727-0003
海賊たちも裏切ったと知ったアグロンは顔色を変え、「ナシルは?!」と。
んもう、この正直者!!
アグロンのこういうとこ、好き〜〜♪♪(笑)

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「避難を呼びかけに行った」と聞いたアグロン、字幕では単純に「捜してくる」となってますけど、ほんとは「あいつを捜しに行かなければ!」って言ってるのよね。
「捜してくる」っていうのと「捜しに行かなきゃならない」っていうのはニュアンスが違うもん。
そこら辺は萌え的に端折らないで欲しいところ(笑)
この場面は貴重な萌え場面なんだからさあ〜〜。

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皆を逃がすために残ると決めたガンニクスに、自分も一緒に残ると申し出るドナール。
これが後の悲劇に繋がるんですよね〜〜(涙)
一方、クラッスス軍と戦闘中のナシルでしたが……

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危ういところをカストゥスが加勢してくれます。
しかしその時、ナシルの横をすごい勢いで駆け抜け、そのカストゥスに突進する長身の尺の綺麗な男が!!←わざとらしい(^ ^;)

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躊躇なくカストゥスに襲いかかるアグロン!
あわや、のところでナシルが「アグロン!」と一喝。
アグロンは手を止めますが……

なんだか大型ワンコが叱られたみたいよね(笑)「アグロン!」って(笑)

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さっき助けてもらったし、事情を知らないナシルは「カストゥスは味方だろ!」と。
アグロンは剣をカストゥスの喉元から離さないまま、海賊たちがローマ側に寝返ったことを告げます。

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カストゥスは泥酔していて、目が覚めたら自分を置き去りにして仲間が消えていたと言い、ナシルも彼は無関係だ!なんて言うもんだから、アグロンはこんなすごい顔してるけど、内心かなり葛藤してると思うのよね(^ ^;)
ほら、根は単純な人だからさ。

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そうこうしてる間にもクラッスス軍がまた迫って来たのか、ルーゴが早く逃げようと促します。
カストゥスに刃を向けている間、アグロンがずっとナシルを自分の背後に押しとどめているというか、庇うようにしてるのが密かな萌え(笑)

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結局アグロンはカストゥスを殺すことなく、変な真似したら命はないぞ!と言いながらも連れて逃げることに。

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『テメエ、この野郎、絶対にナシルに近づくんじゃねえ!』って感じ出てるでしょ(笑)
で、ナシルを先に行かせるアグロンが、むしろもういじらしい域に……(^ ^;)

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スパルタカスたちと再度合流したアグロンたちでしたが、カストゥスの姿を認めたクリクスス様が詰め寄ります。
しかしここでもまた、ナシルがきっぱりと「彼は関係ない」と。
アグロンはそれが面白くない……そりゃあねえ(笑)

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「関係ないと信じろと?!」と声を荒げるアグロンでしたが、こういう場面は常にスパルタカスの鶴の一声(笑)
「争ってる場合じゃない」ってのはスパルタカスの台詞ね。

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「縛ってさっさと連れて行け」と命じるスパルタカス。
「縛って」というのはさりげないけど「信じてるわけじゃない」という意思表示でもあるわけで、アグロンたちをこのひと言で納得させてる感じ。さすがスパルタカス(笑)
まあ、背後でアグロンは未だ大型犬の如く唸ってる感じですが(^ ^;)

今回の萌えどころは、やっぱりなんだかんだ言ってアグロンってナシルのことが心配だし、意思を無下にも出来ないし、条件反射的に庇ってるし、やっぱり大事で仕方ないのよね、と思わせてくれるところ。
ナシルはとにかく男らしい性格なのよね(笑)
戦士になってからは、以前の如才なく計算高いところが影を潜めたというか。
まあ、これが本来の性格なんだろうけどね〜〜。

ではでは、今日はこれにて〜〜☆