MCUの映画の前日譚を描いたコミック本がいろいろ出てるんだけど、私はこのIWとCWのしか持ってない。
CWの前日譚では、WSのあとにバッキーが洗脳から完全にではないにせよ解放されて、ヒドラから離れて隠遁生活をしていた間、毎晩のようにそれまでに犯してきたあらゆる暗殺の悪夢に苛まれた日々が語られていて、胸が痛むのよね。
CWではブカレストでプラムを買うシーンがとても印象的だったんだけど、店員に向ける一瞬の優しい笑顔が本来のバッキーだと感じさせるのよね。
でも次の瞬間には、周囲の視線に常に神経を張り巡らせているような、孤独と緊張感に付きまとわれている表情になって、それが悲しい。
IWの前日譚では、スティーブがバッキーを連れてトニーの元を去ったあと、ジモを捕らえた陛下と会って、陛下は前国王である父親の暗殺とバッキーが無関係であったことについて謝罪し、バッキーに洗脳を解くために協力したい、ワカンダでならそれが可能だと思うので、ぜひ来て欲しいと申し出てくれるのね。
バッキーはその陛下の言葉に「何と言っていいか……ありがとう」と答えます。
陛下は先にジモを世界的な機関で裁くために連行しなければならないと言い、スティーブは、自分とバッキーにはまだやり残していることがあるからそれを解決したいと言い、その後に落ち合おうということに。
スティーブはラフト刑務所に捕らえられているワンダとサムとクリントとスコット・ラングを救出に向かうんだけど、その時にバッキーがクインジェットの中でスティーブに話しかけるシーンがあるのね。
B「スティーブ……全ては俺のために起きたことだ。俺がしたことのために……」
B「俺が言いたかったことは……」
S「やめておけ、バック」
スティーブは操縦席を離れてバッキーと操縦を交代し、海面に浮かぶラフト刑務所に降下する準備をしながら
S「僕は何度も何度も繰り返しおまえに言ったはずだ」
S「僕は最後までおまえと一緒だ。(I’m with you till the end of the line) 」
S「僕はこれから、僕を助けてくれた仲間たちを同じように助けに行かなきゃならない」
そう言ってスティーブはラフト刑務所に赴き、仲間を全員救出したわけね。
そしてクリントを家族の元に戻し、スコットも同じく娘のところに帰り、ワンダはビジョンが待つ街で降ろして、ワカンダに向かったのね。
サムは書いてないんだけど、一緒にワカンダにいる様子じゃなかったので、もしかしたらワカンダに行く前にナターシャと合流させたのかも。
まあ、IWでもサムはワカンダに来たことなかったみたいだったもんね。
で、ワカンダに着いて数週間後、ティ・チャラからバッキーの洗脳を解くためには冷凍睡眠に戻る必要があること、そうすることでワカンダの科学者たちがバッキーに施術できると言うのね。
スティーブは、なんとも言えないけど、もちろんバッキー次第だと答え、バッキーは洗脳を解くチャンスはあるのかと尋ね、陛下はワカンダで最高の科学者が対応する、私は彼女(シュリちゃんのことね)を神明にかけて信じていると答えます。
で、バッキーは冷凍睡眠に戻ることを決めて洗脳を解くプログラムを開始するんだけど、眠っている状態のバッキーは少なくとも今は平穏な夢を見ていられることが分かり、陛下が「それを聞けば、スティーブ・ロジャースは十分に幸せな気持ちになるだろう」と言うのよね。
ワカンダに着いた後、バッキーが冷凍睡眠に入るまでの間、スティーブはおそらく心配でバッキーと同室だったと思うのね。
だからきっとバッキーが毎晩悪夢にうなされていたことを知ってたと思うし、本当にバッキーがもう夜ごと忌まわしい記憶に苛まれることなく、穏やかに安眠できると知ればそりゃスティーブもハッピーに決まってるわよ(^_^)
なんといっても、クインジェットの中の会話で、スティーブがあの珠玉の名台詞を口にしてるところが激萌えなのよね!!(笑)
お蔵入りした中に、クインジェットの中のスティーブとバッキーのシーンがあるみたいなんだけど、そこでこれ言ってたんじゃないの??
ええっ?!ルッソ兄弟様よぉ〜〜??
だから撮っとけって……(しつこい!)
ではでは、今日はこれにて〜〜☆