バットマン vs スーパーマン

Netflixをとりあえず、もう一度ひと月無料体験してみることにしたんだけど、映画の中にアマゾンの方にはない『バットマン vs スーパーマン』があったので、今日それを見ましたがな!
まあとにかく評価の芳しくない作品だし、「暗い」というのはやたら聞いていたので、どんなもんなのかと。
見に行こうかどうしようか迷って、結局見に行かなかった作品でもあるんだけど。
予告編見た時も、なんともいえない違和感があったんでね。

ぶっちゃけ、見た後の正直な感想は「思ったほど悪くはなかった」なんだけど、「暗い」というのは色んな意味で間違ってなかった(笑)
ほんとに場面がいちいち暗い。
もちろんあそこまで暗いと、それはもう『セブン』のように狙った演出だったんだろうけど、あれはどうかなあ……(-_-;)
そもそもスーパーヒーローもので、当然アクションシーンもたくさんあるわけだけど、それもいちいち暗い。
夜とか屋内とかその両方とか悪天候とか、とにかく暗いので爽快感ゼロ。

ねえ、ヒーロー物でアクションシーン、爽快感ゼロ!
それっていいわけないよね(^_^;)
しかもそのヒーローが、スーパーマンとバットマンという、ヒーロー界でもメジャー中のメジャーだよ?
その二大メジャー級ヒーローが、観客に素直に「カッコいい!!!」という気持ちを味わわせてくれないんだもん、そりゃあ不満も残るってもんでしょうよ。

とはいえ、ヘンリー・カヴィルのスーパーマンはカッコよかったんだけどね。
ロイス・レーンとのお風呂のシーンは露骨じゃない分エロくて(笑)あれに比べたらCWでのスティーブのシャロンとのキスシーンなんて中学生レベルですよ!(笑)←事実でもやめんかい
ベン・アフレックのバットマンはまあ、可もなく不可もなくというか、訳ありの孤高の富豪に見えるような見えないような(^_^;)、ヴァル・キルマーよりは全然良かったけど、みたいな(ヲイ!!)
カヴィルさんのスーパーマンはセクシーだしカッコよかったんだけど、やっぱり私はクリストファー・リーブが一番だと思うんだよねえ(^_^;)
理想的というか、あの人のスーパーマンは完璧過ぎた。
クラーク・ケントの時の不器用さ加減とかがキュートでさ(笑)あのギャップがたまんなかった。
でも、今のスーパーマンの作品の雰囲気なら、カヴィルさんの起用は成功のはずなんだけどね。

ワンダーウーマンは一番カッコよかったし(笑)戦闘シーンも一番男前だった(笑)
いくらスーツ着てるだけの人間とはいえ、特に最後の辺りの「バットマン弱ぇえええ〜〜〜〜!!」感はハンパなかった(^_^;)
つか、あのスーツ好きじゃないわ〜〜。
しかも、元々スーツが黒いのに画面も暗いから、バットマンのカッコよさが視覚的によく分からない(爆)
それと、スーパーマンのパンツ部分が赤くないのって、思った以上に違和感あるわね(笑)
あとねえ、一番引っかかったのはレックス・ルーサーのキャラね。
あのキャラクターはとにかく作り過ぎっていうのか、こなせてないっていうのか、狙い過ぎというのか、面白くなかった。鼻につくだけで深みがない。
なんせレックス・ルーサー感がないのが何とも……(-_-;)
こいつの落ち着きの無さホリケンみたいとか思ったら、後はもうそうとしか思えなくて(やめい)
あのキャラの中身の無さに比べたら、CWのジモの秀逸だったことね。

コンセプトが似てるし、スーパーヒーロー物だし、公開も近かったし、世間的にもシビル・ウォーとこの作品は比較されたけど、まあCWの圧勝で仕方なかったと思うよ。
全体のトーンが全てにおいてダークであるにも関わらず、スーパーマン vs バットマンはドラマ性が希薄に感じるし深みに欠ける。
そして何より話がとっ散らかりすぎ(-_-;)
見たあとでネットでいろいろ見てたら、前作のマン・オブ・スティールを見てなかったから意味がわからなかった、というシーンが多かったわけでもないようで。
ストーリーの展開が、とにかく観客に不親切で独りよがり。
次作を見れば分かる(んじゃないかな?)、みたいなところが多いのは良くないと思うんだよね。
特に重要な部分とかだとさ。
これがいずれジャスティス・リーグに繋がるというのは、特にDCファンじゃなくても一応分かったと思うけども、これでDC巻き返せるかねえ?という感じで。

後はそうねえ、スーパーマンは死なないだろうよねえ(笑)
埋めるの待ちなよ、今回はちょっと時間掛かるかもだけど、土の中から出て来るの汚れるし面倒くさそうだから、とか思っちゃった(笑)
というか、スーパーマンはスーパーマンらしくいて欲しいんですけど!
正義の味方の代表格だもん、スーパーマンって。
そこでしょ、結局ファンが一番不満に感じたのは。

えー、それでですね、私が個人的に一番衝撃を受けたのは、ケビン・コスナーとダイアン・レインでして、特にダイアン・レインはオーマイガッ!!ってぐらい驚いたわ!!(笑)
無駄に綺麗だなこのおばさん、あ!マリサ・トメイじゃん!どころじゃないわ!!(ヲイ!!)
映画館にいたら暗がりの中で声が出そうになるのを押さえて悶絶したわ!!
クラーク・ケントの育ての親、お母さんなんですか、ダイアン・レインが!!(笑)
まあ冷静に考えたらそこまで衝撃じゃないのかもだけど(^_^;)
ケビン・コスナーは、正直ほんとに彼なのか後で確認するまで確信が持てなかった(爆)

とはいえ、途中で眠くなるとかめんどくさくなるってことはなかったけどね。
どうしても見ててアベンジャーズと比べちゃったけど(笑)
「大富豪なのに武器商人を?」という台詞は「スターク社に喧嘩売ってんのか(笑)」とか思ったわ。
ほんとね、もうちょっと何とかならなかったのかな、惜しいなあって感じの作品でしたわ。
その点マーベルは、いいオタクが揃ってるというか(笑)社長のケヴィン・ファイギがそもそも素晴らしいオタク気質というか、よくわかってると思う。
浅いファンも深いファンも納得する線を知ってるというか、やっちゃいけないこともわかってる気がするね。
ルッソ兄弟もそういう点は同じだと思うし。
作品ごとに差はあるだろうけど、及第点以下ってことはないと信頼してますよ、私は(笑)

ではでは、今日はこれにて〜〜☆

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